内観 Q&A - 公益財団法人　いのちの森文化財団

Q１．内観は宗教ではありませんか？

内観は観調べ（みしらべ）といって求道法でしたが、現在では宗教色を取り除いてあります。現に、国立病院や矯正教育の分野でも取り入れられています。

Q２．誰とも会話をしてはいけないと聞いたことがあるのですが・・・？

参加者同志が会話を交わすことは禁じられています。おしゃべりに気を取られて、内観に集中できなくなることを避けるためです。また、プライバシーに関わることも多々ありますので、親しくならないために原則として禁止しています。しかし、面接者とは話しができます。

Q３．どんな人が内観に参加されますか？

学生の方から、お年寄りまで、男性、女性問わず様々な方が参加されます。
社員研修でもご利用されています。

Q４．どういう心構えで参加すればいいのですか？

内観は、その人が本当に本気で取り組まないと結果がでないものです。なぜなら、相談に答えたりはしないからです。自力で自分の記憶をたどり、自力で気付きを得ていくものです。ですから、参加の目的は様々でしょうが、それを得るんだという強い意思と、本気の心構えで参加してください。面接者やスタッフはそれをサポートする役割です。

Q５．内観面接者はカウンセリングをしてくれるのですか？

いいえ。面接者はただ、参加者が気付いたこと、思い出したことなどを聞く相手です。うまく聞き出す役割であって、Ｑ４．でも述べた様に、相談にのったり、アドバイスをしたりはいたしません。ですから、面接者にこだわる必要はありません。

Q６．一日中、屏風の中から出られないのですか？

いいえ。基本は屏風の中ですが、1日に何時間かはワーキングスタディーに参加していただいたりします。しかし、ワーク中も内観をしてください。水輪の綺麗な自然環境の中でワークをしながらの内観もいいものです。

Q７．内観中のスケジュールを教えてください。

基本は以下のスケジュールです。
季節や参加者人数などで多少変更することもありますが、参考にしてください。

Q８．洗濯機を借りることはできますか？

洗濯機はお使いいただくことができます。
スタッフにお声かけ下さい。