本当の幸せを求めて、いのちの森では、いろんな人が、共に関わりあい生きています。今から、三七年前、塩澤夫妻に、重度の脳障がいを負って早穂理さんは生まれてきました。歩くことも、話すことも、一人では食べることもできない早穂理さんと暮らす中で、塩澤夫妻は、いのちを輝かす本物の食事とは、本物の医療とは、本物の意識とは、本物の教育とは、本物の生活とはなんだろうかと命懸けで求めてめていきました。

深めていく中で誰の中にも「良心」「公共心」「まごころ」といったものが“ある”ということに気がつきました。その良心を自分の中心軸に置き、他者の中の良心が発揮されていけば人間は共に生き合い、いのちが輝き、いのちが喜び共に幸せになってくという思いに至り、志高く生きたいと願う人々と共に、「いのちの森構想」は始まりました。

青少年の心の荒廃、急速な環境破壊やとどまることの知らない人間の欲望、混迷を深めている経済。一人ではどうにもできない様に感じますが、問題の原因を作っているのは一人、一人の心です。

いのちの森構想では社会貢献を目指す企業や法人、団体などと共に連携しあい、日本が世界が幸せになる為にいのちの森から生まれる一人一人のまごころと本当の絆、本当の幸せ、本当の生活、経済、医療、仕事、環境を、自ら創り出す本当の人間力と人間関係力を共に育み、実践していくことがいのちの森構想です。行動していく中で人間として人生の幸せを感じています。多くの方々のご参加をお待ちしております。


※公共心:人間一人ひとりが私利私欲から離れ、利他に生きるという本来の自己に目覚め、他者とともにその意識を共有していくこと。個を殺して公に仕えるという「滅私奉公」のような見方ではなく、個が私を活かして公(良心・まごころ・愛・他者への思いやりなど)を開くという見方を人類全体の意識として高め合っていくこと。


農園の対象となるのは、水輪の東隣、飯綱山中腹のなだらかな傾斜地。手前が南で、標高は1100m、画面奧が小高い。現在は、農業生産法人水輪ナチュラルファームが運営する15,000坪の自然農園。農園は、今ある木々や固有の植生には極力手を加えず、公園化された自然農園をイメージしています。いのちの大学の校舎に相当するものは、水輪、水織音、グリー ンオアシス、森のしずく、いのちの森クリニック、簡素、早穂理庵、みんなの畑ハウスなど8棟が展開されています。

 

1975年4月3日塩沢早穂理誕生
1981年 早穂理庵建設
1992年 水輪の会発足
1998年 ゲストハウス「水織音」オープン
2003年 農業生産法人「㈱水輪ナチュラルファーム」設立

2005年 宿泊飲食業 「㈲グリーンオアシス」設立
2006年 宿泊飲食施設 「グリーンオアシス」竣工
2006年 約15,000坪の「水輪ナチュラルファーム自然農園」取得
2006年 教育・文化活動を行う「財団法人いのちの森文化財団」設立認可
2009年 宿泊研修施設「森のしずく」オープン

2009年 青少年育成寮簡素オープン
2010年 森の菓子工房オープン
2011年 いのちの森クリニック開設
2011年 農業施設「みんなの畑ハウス」竣工
2011年「いのちの森文化財団」が長野県知事より公益財団法人として認定



《公益財団法人いのちの森文化財団》
教育文化事業・青少年育成事業・自然環境保全事業などを中心として、いのちの森構想を推進しております。

《水輪の会》
1993 年に国際非営利組織として結成され、ホリスティックスペース水輪、水輪ゲストハウス水織音を運営しながら、経済、文化、哲学、科学等に関する学びの他、ホリスティック医療、代替医療の普及と啓蒙、学習を主に活動を展開しています。2006年に水織音は、(有)グリーンオアシスに無償貸与。同年、財団法人ソロプチミスト日本財団より、水輪の活動とその功績が他の範になるものとし、「社会ボランティア章」を受賞。現在国内外に3,500余名の会員・会友がいます。

《農業生産法人(株)水輪ナチュラルファーム》
2003 年に農業生産法人として設立。資本金9,900万円。農薬、化学肥料を一切使用しない安全で安心出来る農産物の生産、園芸療法によるセラピーの実施、農業公園化による自然環境保全などに取り組んでいきます。農業生産による安全で安心な食材の自給をはじめ備蓄型循環農業を目指しています。
園芸療法は農業と福祉の統合による生活化をめざしており、様々な課題を抱えた人々との共同作業によるセラピーとして注目されはじめています。この計画はいのちの大学が学びから実践、生活化に向かう重要な活動としても位置づけられています。2011年、ながの環境農業&Eco大賞受賞、同年エコファーマーとして長野県知事より認定されました。

《(有)グリーンオアシス》
2005 年8月に有限会社として設立。資本金9,000万円。内観療法、ケアリスナー(カウンセリング)、企業研修等の研修とセラピーを 中心とした事業を展開しています。将来的には介護、ホスピス等の事業を行うことも目指しており、活動の進展によって社会福祉法人化も視野に入れての活動となります。研修施設グリーンオアシスは2006年4月竣工。宿泊、研修、レストランとして、グリーンオアシス・水織音・森のしずくの三施設を運営。天然木を用いた施設では、様々なセラピーも行われ、ヒーリングステイ・養生ステイ・ファームステイなど一般の方々に開放されています。

生活体験に根ざした生きた人間学発信の場

一人ひとりのいのちが輝き、いのちの本源に立ち返る喜びのために

私達のいのちは、全宇宙のいのちの大調和の中で生まれ、生かされています。そして、私達一人ひとりのいのちには、すばらしい調和を生み出す智慧が備わっています。
ひとつとして無意味で、切り離された存在ではなく、互いに密接につながりあい、生かしあい、いのちがよりよい調和に向かって営まれれています。

現在、私達が抱えている諸問題も、このいのちの根源をしっかりと感じ、理解し、愛していくことが、本質的な解決の核になると確信しております。
例えば、世界を巻き込んでいる新しい戦争も、「自分さえよければ、自分の国さえよければ」、といのちのつながり・調和を無視しており、また、これまでの科学では、人間の物質としての肉体を生命として捉え、物質世界の因果関係だけをとりあげ、「心」や「いのちのつながり」といった事に関心が払われてきませんでした。

しかし今、医学の世界で、「心の働きが免疫機能に影響を及ぼす」として、ようやくいのちに向き合い始めたように、世界は分離から統合に向かい、融合と調和を生み出す流れが始まっています。

それぞれは別々でも、すべては大宇宙のいとなみの中、ひとつらなりのいのちとして存在しており、あなたも、わたしも、花も、風も月も星も、森も水も太陽もすべてがつながっています。いのちの大学では、一人ひとりのいのちが輝き、同時に家族や社会のいのち、宇宙のいのちへと調和する道を模索、実行し、いのちの本源に立ち返るための学びを深めていきます。

このいのちの大学をとりまく環境として飯綱高原は縄文以来の長い歴史と飯綱、戸隠、黒姫、妙高の山々を背後に控えた美しい自然があります。
戸隠は地層的には第4期でかつては海底、飯綱は第3期で標高7,000メートルの霊山であったと言われています。海と山が一体となった世界的にも珍しい聖地として知られています。いのちの大学は人と自然、歴史と文化を背景に人々の学びと成長、癒しと気づきを深めていく空間として人類の意識の進化に貢献します。

◎知性と感性を共に磨く
◎今、ここ、自己のいのちのを限りなく深め、活かすことで共にいのちの輝きを実感する
◎大宇宙や自然といのちのつながりに気付き、本来の人間性に目覚める
◎この目覚めを自己の在り方として生活の中に輝きを持って活かす
◎共に生き合う生活世界の実践と創造