近年うつ、ひきこもり、不登校、ニートの青少年が増加しており、厚生労働省と内閣府の調査によると2010年でひきこもり・ニートの人口は100万人ほどと推定されることが指摘されています。また、厚生労働省の調査によると10代～30代の気分障害（うつ、躁うつ病）患者数は1999年が9万人だったのに対し、2008年には28万人と3倍に増加しています。
将来を担う青少年のこうした現状は、少子高齢社会においては、最重要な課題のひとつと言えます。青少年育成・社会復帰支援を中心事業の一つとしております当財団では、このような現状を踏まえて、長年培った青少年育成の経験を活かし、医療機関との連携も視野に入れた青少年育成と社会復帰支援事業をより強化・充実させ、
一人一人の青少年たちと向き合い、人間力を養っていけるような事業を展開・実施していく計画です。詳細は、社会的な流れを踏まえながら、理事会にて早急に検討を重ねながらも、2012年（平成24年）度より、相談・講座など事業を開始いたしております。
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