内観とは
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内観とは、吉本 伊信(1916〜1988)によって開発された自己探求法です。現在では精神医学・心身医学・心理学・矯正教育・産業・学校教育などの分野でも研究や実践が活発に行われていてます。日本文化から生み出された自己探求法として、海外でも行われています。

方法・・・・・


具体的にはどういうことをするのかと言うと、屏風などに仕切られたスペースに楽な姿勢で座り、自分の身の回りの人と、自分の事を調べていきます。調べる内容は・・・

1、世話になったこと
2、して返したこと
3、迷惑をかけたこと

の3点に関して、具体的な事実を調べます。
調べるのは年代順で、小学校低学年→高学年→中学校時代→と、いうように年齢を区切って、現在まで調べます。

調べる人の順番は、母親→父親→配偶者→知人→子供・・・など、身近な人に対する自分を年代を追って調べます。
そして、面接者が約1時間に一度、面接に訪れ、調べた内容を面接者にお話しいただきます。内容は1回に付き2分〜3分にまとめてお話ください。

例)小学校の低学年の母との関係を調べました。
1、世話になったことは「毎日お弁当を作ってもらいました・・・・」
2、して返した事は「肩をたたいてあげました・・・・」
3、迷惑をかけたことは「母の大切にしていたブローチを勝手に持ち出し、なくしてしまいました・・・・・」

と言うように、話していきます。

内観の効果・・・

内観の目的は、自分の心の内側を過去を振り返りながら自身で観ていく方法です。内観することにより、過去のこだわりから開放され、精神的なクリーン効果もあります。そして、今後どう生きてゆけば良いのか、というビジョンが見えてきます。
他には、自分が客観的にみえてきます。

心因性の病気は改善されることがあります。
周りの人に感謝出来る様になります。
人生を大きな視点で捉えられるようになります。

こんな人が内観を受けています・・・

面接者 塩澤 研一 プロフィール


公益財団法人いのちの森文化財団 副代表理事
1947年長野市生まれ。長野高校卒業。明治大学工学部工学化学科卒業(卒論=水質汚染と科学技術論)。学校法人信州学園(信学会)企画課、調査広報課主任を務めながら進学指導にたずさわる。社会福祉法人設立運動の専従を経て、印刷会社営業課長を歴任。中学高校理科教員免許。中高生の進学指導歴17年。
 空手道2段、座禅、虚鐸(竹笛)、茶道(石州流)、調理師(幼い頃からの料理を作ることが大好きでそれが高じて調理師免許を取る)、自然農に親しみ、1993年秋、飯綱高原に人類の意識の進化と成長を目的としたHolistic Space「水輪」の設立に参画。同専務理事を務める。株式会社水輪ナチュラルファーム代表取締役社長。日本内観学会会員。公益財団法人いのちの森文化財団副代表理事。園芸福祉士。内観面接者(面接歴6年)。著書に「いのちにやさしい野菜のレシピ」(PHP研究所)がある。

久保俊宏


公益財団法人いのちの森文化財団 事務局長
1968年生まれ。大阪府出身。姫路獨協大学卒。レイキ・気功・太極拳インストラクター。内観面接者(面接歴6年)。幼少期より何故生きているのかという哲学的な命題に触れ、様々な人生を体験、15年前よりいのちの森に出会い仕事の傍ら、仕事と生活の中にこそ真実の学びがあると体験し、大阪より定期的に実践を深める。現在は志高く生きる若者と共にいのちの森構想を目指している。