青少年育成公開講座 感想文
参加された青少年のみなさまからお寄せ頂いた感想の中から
一部をご紹介させて頂きます。
Y・Sさん
今の境地が平安であること、人間は誰もが求めていることなのだと思います。
ブレンダは様々な体験を通して、どんなことがあってもぶれない自分。
例えぶれたとしても今、この瞬間を大切にする。
この瞬間を美しいものにしていくことを心掛けているとおっしゃいました。
水輪の生活で教えていただいている
今、ここ、自己 今、ここ、愛と同じことだと思います。
それがいつも完璧ではないが、その事を常に心掛けることが大切なことなのだということを学ばせていただきました。
ブレンダの到達している境地は、平安の心の状態なのだと思います。
不可能も可能。
何が起ころうと、どんなに忙しくしていようと、心は常に深いところで落ち着いている。
愛も伴なう。
呼吸一つで良くもなれば悪くもなる。
どんなことも責任がある。自分を愛し、相手も愛す。
C・Kさん
まず、今ということについては、この瞬間に自分が居続ける。
存在し続け、そこに全てのエッセンスが含まれていると言っていました。
そして、人はその瞬間に居続けるということは難しい、だけど、居続けることを意識している、切り替えるとおっしゃいました。
常に、ゼロ地点に留まり、変化を受け入れ続けること。
何が起きても、その状況や変化を受け入れその瞬間今ということに、在り続けること。
それは心が穏やかであることや静けさがないと、到達することはできないと感じました。
起こることは、起こるべくして、起きている。
それは、必ずしも自分の理想とするものではないけれど呼吸を深くしていくと不可能を可能にすることができる。
Y・Iさん
今回の青少年育成公開講座は、とても学びが多かったです。
自分にとって今、大きな課題となっている「今に集中する」ということがありますが、そのことについて、宮島先生がおっしゃっておられたのは、「人間は元々、今に生きているのが普通だった。」とおっしゃっられていました。
僕は今までいつもああだ、こうだ頭の中でグルグルと考えてしまっていました。
生命力が弱くなってくるのにも二つの原因があると言われていました。
ひとつは甘やかされすぎて、栄養を吸収する能力が落ちるため。
それと生物は甘やかしていると緊張がなくなり、本気でやらなくなってしまうため生命力が弱まるそうです。
もう一つはストレスのかかり過ぎだそうです。
僕はその後のミーティングで自分は本当に今まですごく自分を甘やかしてきたんだなということを感じました。その結果本気でやらなくなり生命力が落ち、今に集中できなくなってしまったのだと思います。
今回の学びは貴重でたくさん学ばさせていただきました。
一つ一つを実践していこうと思います。
S・Mさん
「今に生きる」というテーマで集中すること以上に深い意味もあるんだと教えていただきました。私たちは赤ん坊の頃は「今に生きる」ことが自然だったのに、それから心と体がバラバラになってしまった。
それは悪い癖を付けてきてしまったからです。そしてそれが自然になってしまった。
宮島先生は今に生きるのが自然になり、それが楽になる練習をした方がいいとおっしゃられていました。無理に自分の思う通りにしようとするのはエネルギーがかかるし、不自然な事だと思いました。
“諸行無常”といって物事は常に変化していて留まることはない、常に同じことはないというように、私たちもいい方向にできるようにしていきたいと思いました。
今までの悪い癖を断ち切れるように忠実にひとつひとつをクリアしていきたいと思いました。
辛かった過去も全部自分の種を育てる肥やしになるように、日々ふてくされずに希望や夢を持っていようと思います。
S・Mさん
幅広いお話をして下さり、とても面白かったです。
田山先生は、話し方が情熱的で飽きさせなく、興味深かった。
大鹿村の話から、質素だが貧困でもない心豊かな人々の生活の魅力を話して下さり、私たちも学ばなければならないテーマだと思いました。
歴史的背景も踏まえながら大鹿村の不思議な魅力を話して下さり、面白く聞くことが出来ました。
自然の摂理を活かしながら、伝統文化も絶やすことなく共存させている自然家の方々のような生活は素晴らしいと思いました。
しかも外国人が日本の伝統を極めて暮らしている点が深いなと思います。
Y・Iさん
田山先生のお話、興味深く聞かせていただきました。
田山先生は、体格のがっちりとした声の大きいはっきりとした方で、とても迫力がありました。
お話自体もとても多方面に渡り、とても博識であることが伺えました。
話に出てきた大鹿村には、一度行ってみたいなという気になりました。
どうやら歌舞伎を村でやっているらしく、それは見てみたいです。とても面白そうでした。
話を始められて、1時間程経ったとき、研先生が話を始められて、田山先生と研先生のスケールの大きい、地球に関する話が展開されました。
地震の話や、隕石の話、アメリカと日本との関係などなど。
話題は多岐に渡り、聞いているだけでとても勉強になりました。
Y・Sさん
昨年に引き続き、お茶の世界に触れさせて頂きました。
静寂な中での釜の湯やひしゃくの音畳の上を滑る音、どの音を聞いても先生がされることに洗練さを感じ、茶室の空間がすーっと清められていくように感じました。
昨年も感じたことですが、日本には『道』のつくものがたくさんありますが、どの道にも型があり、その型を練習して身に付けていくことにより自分の癖をとるということをしているのだということを茶道を体験させて頂くことで、すべてに通じるものを感じさせて頂いた。
料理道という言葉は耳にすることはないですが、料理というものにも型があり、それを守って身に付けなければ、本物にはなっていかない。
さらに、一期一会という言葉からも料理を作ってお出しすることも一期一会。
この時にどれだけの思い、心のこもったおもてなしができるか。
その心の大切さをお茶の世界から学ばせて頂きました。
ここいのちの森 水輪での生活の型というのは本当に基本的なことです。
その型を身に付ける日々の行いが、一つ一つ習慣化していくことの大切さも感じることができました。
T・Kさん
静寂な空間に無駄のない動き、極めてシンプルで特別な事をしている訳ではないのに、すごく深いエネルギーがある。
言葉にはできない感覚的な世界がある。
お茶を飲むことを楽しむというよりも、お茶の場に響くエネルギーの深さを味わっている、そういう感覚がする。
M・Kさん
とても素敵な講演会に行かせて頂きました。
山元さんはたくさんの素晴らしいお話をユーモアを交えてお話して下さいました。
どんな人も伝えたい“思い”を持っているという事を山元加津子さんは養護学校で子どもたちと接する中から教えて下さいました。
人は人に自分の思いを伝えるのは簡単じゃない。
その人が大好きになって、その人のことを知りたくなって、その人に自分の思いを知ってもらいたくなって、初めて言える。
とても素晴らしい講演会でした。
どんな障害にも意味があって、神さまは完璧に人間を作っている。
すべてのことに“つじつま”が合うように、“ものごと”は出来ている。
そう教えていただいて、どんなことがあっても受け入れて行けるような気がしました。
たくさんの涙の中に“強さ”を教えていただきました。
人間ってすごいな、と思いました。
生きるってなんて素晴らしいんだろう。
勇気をたくさんいただけた講演会でした。
Mさん
とても興味深く、充実した内容の講義でした。田中先生は、建築という枠組みを飛び越えて、自らの好奇心を追い求め、そこに在るもの、(既存のもの)からまた新しいものを創り上げていく。作る、造る、から”創る”へ。クリエィテヴィティは無限なのですね。21世紀とは、20世紀の発展をさらにより活かし、創造性の時代なのかもしれない。田中先生の様々な事を追求する姿は素敵でした。とっても面白い講座、ありがとうございました。
Yさん
教えてくれ、教えてくれと先輩に教えてもらい、1級建築士になった。�「知ったかぶり�」はダメ。分らない事は聞く。ということが心に残りました。先生が作った建築物は本当に素敵で、心や思いやりが形になったものだと思いました。先生のエネルギー溢れているあり方や、建築物の発想の豊かさからは多くの事を学びたいと思いました。本当に熱心な勉強の姿勢も感じました。
Wさん
田中先生のお話を聞く機会を頂き、ありがとうございます。建築のお話を始め、心のお話、クオークなどの宇宙エネルギーのお話、水のお話、南極北極などの氷の下に微生物がたくさん発生して、いのちの循環が起きていること、本当に興味深くワクワクするお話で、もっといろいろな事、素粒子の実験や先生が創造的に取り組んでおられて、もっとお話を機会があればお聞きしたいです。いろいろな建築の写真なども見せていただき、本当に素敵でこちらの想像力も刺激されるような感じで、もっと写真も見せていただきたかったです。いのち全体を考えて、色々取り組んでおられる姿勢はとても元気づけられ、参考になりました。
Kさん
田中先生の今があるのは、どんなことにも挑戦し続けてきたからだと思います。分らない事は、見栄を張らずにどんな人にも聞く。そして、知らない事は、調べる、挑戦する。そんな風に仕事を、一つ一つ真剣に取り組み続けた結果、いろいろな種類の知識となり、どんな仕事をするのにもアイディアが降りてくるのだと思いました。私だったら、今与えられた事を真剣に取り組み、向き合っていく事で、後々それが知識として、蓄積されるのだと思います。田中先生の設計写真を見ていて、水輪の中庭も素敵な、癒しの空間にしたいなと思いました。