ごあいさつ
入学案内
プログラム1〜12
感想文



現代社会は、環境、人口、エネルギーなど地球規模における課題に加え、心の喪失という文明病ともいえるものが社会全体に大きな影を落としています。
モノ的価値観が蔓延しはじめた20世紀後半の世界は人と人との繋がりは希薄になり、自然環境の破壊は地球の未来にも大きな不安を与えつつあります。

その原因が私たち人類の意識の有り様に大きく起因しているにも関わらず、人類は今だその解決の方向を見いだしているとは言い難く、刹那的な風潮は若者達の心を蝕み始めていると言っても過言ではありません。

財団法人いのちの森文化財団は「いのちの営みを原点として」そこから発する文化、芸術、教育、科学、医療、農林漁業、経済、哲学などあらゆる分野からの学びを通して、青少年の育成活動を推進する活動を行っています。
本財団の母体となってる「水輪の会」は20余年にわたり青少年の社会復帰支援活動をおこなってきており、財団設立に伴い、青少年育成センター「森のフリースクール・いのちの森の学校」の設立を目指しておりました。

心の喪失の時代に、人間性と生きるいのちの力を取り戻し、若者の「働く」と「自立」を応援します。信州飯綱高原の澄んだ気が学びのフィールドとして、若者の心の扉を開き、いのちの感覚を目覚めさせ、知力・体力・気力を充実させ、人間力・仕事力・徳力・生活力を養い、世のため、人のために役に立つ人間に成長することを願い、開校の運びとなりました。

細川佳代子氏


〈特定非営利活動法人スペシャルオリンピックス日本名誉会長・「世界の子どもにワクチンを」日本委員会代表〉

私がスペシャルオリンピックス世界大会を成功裏に長野の地で開催できましたことは大きな喜びではありましたが、これは日本に福祉の心が根付いていく出発の時でもあります。
時を同じくして長野の地において「いのちの森」が実現に向けてスタートし今回いのち大学青少年育成部門いのちの森の学校が開校されることに、心から応援したいと思います。これらの活動が重い障害を持つ娘さんとの30年にわたる生活の中から生まれて来たことは「いのちと愛」を中心とした地域社会の創造と人々の心の成長を促すものと大いに期待しています。

帯津良一氏


〈医学博士・帯津三敬病院名誉院長・日本ホリスティック医学協会会長・日本ホメオパシー医学会理事長〉

今、地球という“場”のポテンシャルエネルギーが低下していると思います。生命といい自然治癒力といい、これらは人間だけの独占物ではありません。空間がそして場が存在するところ、すべて生命と自然治癒力が存在するのです。地球の場の回復をはかるためには、まずは自分の生命場を高め、家庭の場、地域社会の場、と順次高めていかなくてはなりません。
あの美しい地球を取り戻せるかどうか、それは内なる生命場を見つめ、虚空の場に思いを馳せながら生きる人を一人でも多く輩出できるかどうかにかかっています。このような時に、いのちの森青少年育成部門いのちの森の学校設立はまことに時宜を得たもので、勇気百倍、大いに期待しております。山紫水明の飯綱の地が、やがて来る「いのち」の時代の一大拠点となる日を夢見て。

本田健氏〈作家〉

多くの人が人生に迷い、元気をなくしている今日、このような場所は、いつでも帰っていける安らぎの場、少し大げさな言葉を使うと、聖地のようなところだと思います。日本では、そういう場所は、ごく限られています。その場所がリゾート施設のようになるか、宗教団体になるかどちらかだからです。そういう点で、日本でも、非常に特殊な独立性と、行き届いた環境を持っていると思います。
私は、この場所が大好きです。そこに行けば、おいしい空気と食事、やさしい笑顔があります。家族でふらっと立ち寄って晩ご飯をいただいたり、新しい原稿のゲラを持ち込んで、静かに構想を練ったりしました。この場所は、癒しのスペースで、インスピレーションが光の滝のように降り注ぐすばらしい環境です。そんな素敵な水輪から生まれた「いのちの森青少年育成部門フリースクールいのちの森の学校」を心から応援しています。